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令和6年度日誌

令和6年度日誌

町長と語る会 第2弾を行いました。

10月29日(火)5、6時間目に奈井江町長 三本英司様をお迎えし、3年生が取り組んでいる地域探究活動について「町長と語る会」第2弾を開催しました。第1弾として6月に弁当開発グループが町長から貴重なご意見をいただき、現在も研究開発を続けていますが、今回は(株)太田精器様が開発した「モンスターウルフ」をモチーフにしたアクセサリを作成しているグループと奈井江町のご当地カルタを作成しているグループが、現在壁にぶつかっていることなどの課題や今後の取組の方向性について、それぞれ用意したサンプルや資料をもとにプレゼンを行い、三本町長のご意見を伺いました。この日は他にも、奈井江小学校立山校長先生や奈井江町教育委員会遠藤局長や井上主幹にお越しいただきましたので、皆さんからそれぞれの視点でお話しをいただき、生徒達は大変参考になるとともに励ましの言葉もいただきました。3年生の各グループは12月12日に奈井江町の公民館をお借りして、3年間の探究活動について発表する「課題研究発表会」を開催します。そこで充実した内容を報告できるようにするためにも、この日の貴重なご意見を参考に今後も取り組んでいきます。

化石のクリーニング体験を行いました。

10月23日(水)5・6時間目の総合的な探究の時間で、奈井江町在住のアマチュア化石研究家 山中重利(やまなかしげとし)さんを講師にむかえて、アンモナイト化石クリーニングを行いました。山中さんは今までも3年生の探究活動に携わっていただき、大変お世話になっている方です。この日は本校1年生に対し、山中さんから地理的な北海道の成り立ちやアンモナイトが生きていたころの動植物に関わる講話をいただきました。その後、山中さんに用意していただいた30年前に奈井江町で採ったアンモナイトの化石(8850億年前~8300億年前の化石)をタガネと金槌を使って生徒と参加していた先生方でクリーニング作業を行いました。ある程度化石が見えている状態の岩を削りアンモナイトを出していきますが、使い慣れていない道具に苦戦し、なかなか形が出てこない様子でした。それでも約90分間のクリーニングを経て、化石を取り出せたり、外側(体房)の巻いている中心部をきれいに出せていた生徒もおり、みんな集中して削り出していました。直にアンモナイトに触れて奈井江の地質的な特徴や自然の奥深さに多くの学びがあったのではないかと思います。山中さんありがとうございました。

スポーツレクリエーション略してスポーツレク開催!

10月17日(木)スポーツレクリエーションを実施しました。昨年度まで夏に外のグラウンドで行われていた体育祭、そして冬に室内で行う球技大会を一緒にして少ない人数でも楽しめる内容としました。また1年生の新生徒会執行部が中心となった最初の行事でもありますので、色々な意味で新鮮な行事になりました。開会式終了後の準備体操では体育の谷口先生と1年生で考えた「一碧体操(校歌をかけながら校歌に合わせて行う体操)」を3年生も先生方も行いました。

 室内競技は風船を使った「バルーンバレーボール」、「バレーボール」、「バスケットボール」を行いました。チームは3年生と1年生を縦割りにした2チームですが、どの試合も白熱し、特にバスケットボールでは接触プレーも多かったですが、互いにたたえ合う姿が非常に素晴らしかったです。

 午後からは外に場所を移し、奈井江町の代名詞とも言える「モルック」を行いました。先生方の中にはTシャツを揃えて参加するチームもおり、生徒は全員ルールを熟知しているので、奈井江町ならではの競技で盛り上がっていました。

最後はリレーで盛り上がり、多少肌寒かったですが何とか終えることができました。

奈井江中学校3年生へプログラミングの授業を行いました。

10月16日(水)奈井江中学校の3年生に本校に来校してもらい、本校商業科の教員が「プログラミング」の出前授業を行いました。通常出前授業というのはこちらから出向いて授業を行うのですが、パソコンの台数が豊富なので例年本校が会場になっています。今年度は内容を変えて、ヴィジュアルベーシックの言語を使って、入力した数値から計算式を経て結果が表示されるというプログラミングに挑戦しました。奈井江中学校の生徒のみなさんは先生方の話をよく聞いて、楽しそうに授業を受けていました。

花いっぱい運動(秋編)

10月15日(火)本校の風紀保健委員とボランティアで参加した生徒が来年の春にチューリップを咲かせることを目標に花壇の整理を行いました。多年草は残して他は抜き、新しいチューリップの球根を植えるのですが、そのために奈井江町教育委員 矢萩様を始め、地域の方々の協力をいただきながら生徒達は球根を植えました。球根も気をつけないとネズミに食べられることもあるようで、貴重な球根をいただき大変感謝しております。来年の春が楽しみです。

稲刈り体験をしました!

9月26日(木)本校1年生が5月に植えた『ゆめぴりか』の収穫時期を迎え、田植で参加した奈井江小学校5年生とともに稲刈り体験を行いました。天候も秋晴れで清々しく稲刈り日和でした。刃先がギザギザした専用の鎌で、みんな黙々と一生懸命稲刈りに励んでいました。刈った稲はコンバインの脱穀機に入れてたくさんお米が採れました。生徒の参加は田植と稲刈りだけですが、稲を育て児童生徒に体験させるため、多くの大人達が苦労して育ててくれたことに改めて感謝し、日本人の主食である米の生産について考え、多くのことを学び取ってほしいと思います。

 

奈井江町の混炭場見学に行きました。(1年生探究活動にて)

 本校1年生は、地元の産業や企業を理解するため奈井江町に本社を置く株式会社砂子組様が管理されている三笠露天坑と奈井江混炭場を見学させていただきました。まずスライドで事前に説明を受け、その後、露天坑の現場を見学。実際に目の当たりにするとそのスケールの大きさに圧倒されました。現在掘られている工区は200メートルの深さがあり、60トンダンプが15台、120トンクラスのパワーショベルが3台作動しています。通常工事現場で使用されているダンプは4~10トンクラスで、60トンクラスはまず見ることがありません。生徒たちもその大きさに驚いていました。岩盤層と石炭層が崩れやすく、頭上にも細心の注意を払って作業していくのが大変だと担当者はおっしゃっていました。昼食は砂子組様がカレーライスを用意していただきおいしくいただきました。

 三笠露天坑で採掘された石炭を奈井江混炭場にて北電から求められている熱量(4800Kcal)になるよう石炭を調合してから粉砕して製品化していることが分かりました。

 石炭はCO2排出で問題視されている面はあるかもしれませんが、胆振東部大震災の際には砂子組が採掘した石炭が砂川の火力発電所で使われ、大停電(ブラックアウト)からの早期の復旧に非常に役に立ったということがあります。働いている社員の方からこの仕事にたいする誇りを持って従事されている雰囲気が感じられました。

 令和8年度には採掘作業は停止になるということで、日頃からエネルギー資源や利用に関心を持つことが大事だと感じました。

天候にも恵まれ、盛り上がった奈商祭!

7月13日(土)と14日(日)の2日間本校の学校祭「奈商祭」が行われました。今年は両日とも天候に恵まれ、晴天の中行うことができました。生徒会執行部が中心となり1年生と3年生が創意工夫をした学校祭。確かに人数は少ないですが、それをものともしないエネルギーで準備を行ってきました。初日は生徒会による開会式で生徒会長の挨拶と2日間のスケジュールが画像付きで紹介され、みんなの好奇心をそそります。そして山田校長のゴールデンバズーカの演出もありました。

 この日は3年生のステージ発表、1年生のステージ発表、有志による発表など盛りだくさんで、3年生はダンスや、バスケットで3ポイントシュートやダンクシュートのパフォーマンス、さらに女子チームによる吹奏楽の演奏。1年生も電卓早撃ち競争など大いに盛り上がりました。

2日目は模擬店などの出店が数多くあり、生徒達によるアイスの販売や射的に輪投げ、1年生がお世話になった林農園さんのきゅうりの販売を行いました。PTAは焼き鳥やジュースの販売、スマッシュさんの椎茸カレーの販売など大いに盛り上がり、来校者数は約130名を数えました。しかも今年度は本校の野球部OBの方々が模擬店を出店してくれて、美味しそうな山賊焼きやドーナツ販売もしていただいただけでなく、ストラックアウトができるコーナーも作り、大変盛況でした。

 夕方の部では、盛り上げ企画で先生方の顔と全体像を一致させる神経衰弱、ビンゴ大会で盛り上がり、夜には花火がこれでもかというほど打ち上げられ、グランドフィナーレを迎えることができました。生徒の皆さん、2日間本当にお疲れ様でした。

始まります!第67回奈商祭!

第67回学校祭いわゆる「奈商祭」が7月13日、14日の二日間行われます。
生徒の皆さんは1人何役もこなして準備をしてきました。高校生活の思い出になるように頑張りましょう!

弁当開発チーム「町長と語る」

本校3年生が、探究活動の一環として昨年度から地元のお食事処「お富さん」のお力添えをいただき弁当を開発してきたグループがあります。昨年度までは「総合的な探究の時間」の中での活動でしたが、3年生では商業科目である「課題研究」に引き継がれている中で、6月27日(木)弁当開発グループは、奈井江町長 三本英司様、相澤教育長をお招きして開発中の弁当を試食しながら、今後の展望について語り合いました。弁当は奈井江町の友好都市である岡山県高梁市産の米「きぬむすめ」を使ったおにぎりや奈井江町の野菜をふんだんに使い「手軽に奈井江町と岡山県を食べ比べちゃお」というテーマで開発を行っており、この日の三本町長や相澤教育長の厳しくも愛あるアドバイスに生徒達は真剣に耳を傾けていました。