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令和6年度日誌

稲刈り体験をしました!

9月26日(木)本校1年生が5月に植えた『ゆめぴりか』の収穫時期を迎え、田植で参加した奈井江小学校5年生とともに稲刈り体験を行いました。天候も秋晴れで清々しく稲刈り日和でした。刃先がギザギザした専用の鎌で、みんな黙々と一生懸命稲刈りに励んでいました。刈った稲はコンバインの脱穀機に入れてたくさんお米が採れました。生徒の参加は田植と稲刈りだけですが、稲を育て児童生徒に体験させるため、多くの大人達が苦労して育ててくれたことに改めて感謝し、日本人の主食である米の生産について考え、多くのことを学び取ってほしいと思います。

 

奈井江町の混炭場見学に行きました。(1年生探究活動にて)

 本校1年生は、地元の産業や企業を理解するため奈井江町に本社を置く株式会社砂子組様が管理されている三笠露天坑と奈井江混炭場を見学させていただきました。まずスライドで事前に説明を受け、その後、露天坑の現場を見学。実際に目の当たりにするとそのスケールの大きさに圧倒されました。現在掘られている工区は200メートルの深さがあり、60トンダンプが15台、120トンクラスのパワーショベルが3台作動しています。通常工事現場で使用されているダンプは4~10トンクラスで、60トンクラスはまず見ることがありません。生徒たちもその大きさに驚いていました。岩盤層と石炭層が崩れやすく、頭上にも細心の注意を払って作業していくのが大変だと担当者はおっしゃっていました。昼食は砂子組様がカレーライスを用意していただきおいしくいただきました。

 三笠露天坑で採掘された石炭を奈井江混炭場にて北電から求められている熱量(4800Kcal)になるよう石炭を調合してから粉砕して製品化していることが分かりました。

 石炭はCO2排出で問題視されている面はあるかもしれませんが、胆振東部大震災の際には砂子組が採掘した石炭が砂川の火力発電所で使われ、大停電(ブラックアウト)からの早期の復旧に非常に役に立ったということがあります。働いている社員の方からこの仕事にたいする誇りを持って従事されている雰囲気が感じられました。

 令和8年度には採掘作業は停止になるということで、日頃からエネルギー資源や利用に関心を持つことが大事だと感じました。

天候にも恵まれ、盛り上がった奈商祭!

7月13日(土)と14日(日)の2日間本校の学校祭「奈商祭」が行われました。今年は両日とも天候に恵まれ、晴天の中行うことができました。生徒会執行部が中心となり1年生と3年生が創意工夫をした学校祭。確かに人数は少ないですが、それをものともしないエネルギーで準備を行ってきました。初日は生徒会による開会式で生徒会長の挨拶と2日間のスケジュールが画像付きで紹介され、みんなの好奇心をそそります。そして山田校長のゴールデンバズーカの演出もありました。

 この日は3年生のステージ発表、1年生のステージ発表、有志による発表など盛りだくさんで、3年生はダンスや、バスケットで3ポイントシュートやダンクシュートのパフォーマンス、さらに女子チームによる吹奏楽の演奏。1年生も電卓早撃ち競争など大いに盛り上がりました。

2日目は模擬店などの出店が数多くあり、生徒達によるアイスの販売や射的に輪投げ、1年生がお世話になった林農園さんのきゅうりの販売を行いました。PTAは焼き鳥やジュースの販売、スマッシュさんの椎茸カレーの販売など大いに盛り上がり、来校者数は約130名を数えました。しかも今年度は本校の野球部OBの方々が模擬店を出店してくれて、美味しそうな山賊焼きやドーナツ販売もしていただいただけでなく、ストラックアウトができるコーナーも作り、大変盛況でした。

 夕方の部では、盛り上げ企画で先生方の顔と全体像を一致させる神経衰弱、ビンゴ大会で盛り上がり、夜には花火がこれでもかというほど打ち上げられ、グランドフィナーレを迎えることができました。生徒の皆さん、2日間本当にお疲れ様でした。

始まります!第67回奈商祭!

第67回学校祭いわゆる「奈商祭」が7月13日、14日の二日間行われます。
生徒の皆さんは1人何役もこなして準備をしてきました。高校生活の思い出になるように頑張りましょう!

弁当開発チーム「町長と語る」

本校3年生が、探究活動の一環として昨年度から地元のお食事処「お富さん」のお力添えをいただき弁当を開発してきたグループがあります。昨年度までは「総合的な探究の時間」の中での活動でしたが、3年生では商業科目である「課題研究」に引き継がれている中で、6月27日(木)弁当開発グループは、奈井江町長 三本英司様、相澤教育長をお招きして開発中の弁当を試食しながら、今後の展望について語り合いました。弁当は奈井江町の友好都市である岡山県高梁市産の米「きぬむすめ」を使ったおにぎりや奈井江町の野菜をふんだんに使い「手軽に奈井江町と岡山県を食べ比べちゃお」というテーマで開発を行っており、この日の三本町長や相澤教育長の厳しくも愛あるアドバイスに生徒達は真剣に耳を傾けていました。