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令和6年度日誌

化石のクリーニング体験を行いました。

10月23日(水)5・6時間目の総合的な探究の時間で、奈井江町在住のアマチュア化石研究家 山中重利(やまなかしげとし)さんを講師にむかえて、アンモナイト化石クリーニングを行いました。山中さんは今までも3年生の探究活動に携わっていただき、大変お世話になっている方です。この日は本校1年生に対し、山中さんから地理的な北海道の成り立ちやアンモナイトが生きていたころの動植物に関わる講話をいただきました。その後、山中さんに用意していただいた30年前に奈井江町で採ったアンモナイトの化石(8850万年前~8300万年前の化石)をタガネと金槌を使って生徒と参加していた先生方でクリーニング作業を行いました。ある程度化石が見えている状態の岩を削りアンモナイトを出していきますが、使い慣れていない道具に苦戦し、なかなか形が出てこない様子でした。それでも約90分間のクリーニングを経て、化石を取り出せたり、外側(体房)の巻いている中心部をきれいに出せていた生徒もおり、みんな集中して削り出していました。直にアンモナイトに触れて奈井江の地質的な特徴や自然の奥深さに多くの学びがあったのではないかと思います。山中さんありがとうございました。